<天狗伝説>
了庵慧明禅師の弟子だった道了尊者は、師匠の了庵慧明禅師が最乗寺を建立することを聞いて、近江の三井寺から天狗の姿になって飛んで来ました。
そして、神通力を使って谷を埋めたり、岩を持ち上げて砕いたりして寺の建設を手伝いました。
了庵慧明禅師が75歳でこの世を去ると、寺を永久に護るために天狗の姿に化身して舞い上がり、山中深くに飛び去ったといわれています。
以来、寺の守護神として祀られています。
<道了尊 天狗化身像>
天狗に化身し、山中に飛び去ったと云われる道了の伝説を像にしたもの。
蛇が手に絡まって、狐に乗っています。
今回はカラフルで綺麗な数珠がとても気になりました。
今までもあったのでしょうか。
曹洞宗 大雄山最乗寺
神奈川県南足柄市大雄町1157 |